2018年11月27日
老舗のおせちを試食!
有限会社清元楼 近江の匠屋さんの「京近江のお節料理 2019年おせち」のお試し用を試食させて頂きました!
まだクリスマスも来てないのにおせちだなんてまだまだ先の話!?って感じですが、毎年おせちをお取り寄せされている方はもう動き出しているんですよね?きっと。
私の実家では毎年材料を用意して自宅で作れるものは作ってちゃんとおせち料理を食べていましたが…。
結婚後はまったくやってません(笑)旦那の実家はまったくおせち食べてなかったらしくそういう習慣がないそうです。楽でよかった～!
だいたい毎年お雑煮だけなんですが、たまにはちゃんとした日本の伝統を確認しないとなーと気になってます。
近江の匠屋さんは滋賀県大津の近江懐石「清元」さんのお店。創業100年の老舗料亭です。滋賀県日本調理技能士会会長など、様々な賞や実績を持つ清本健次さんが作る京近江の本格お節料理を、早速いただきます!
きれいな風呂敷に包まれていて、開くとお重が!!テンション上がります!
フタを開けると旦那様が思わず「おぉ!」と声が出てしまうぐらい彩りの良いラインナップ!
試食おせちのお献立はこのような感じです。
・近江牛ローストビーフ
おせちのメインディッシュです。やわらかくジューシーな食感で近江牛のうまみがジュワーっとお口の中に広がります!お正月らしい贅沢な味、そして厚み!味付けはあっさりとした和風のお味でした。
・琵琶鱒味噌幽庵焼
こちらは軽く電子レンジで温めていただきました。ふっくらとしてしっかり厚みがあります。ほどよい脂のうまみがあってとても美味しいです。
・合鴨燻製 赤蕪千枚漬
思わず日本酒くださいと言いたくなる和風の味付けの合鴨の燻製。こちらも身が厚く1切れでも満足感のある食べ応えでとっても美味しいです!
このお肉とお魚がこれでもか!と挑戦状を叩きつけてくる中、赤蕪千枚漬がいい箸休めになっています。シャキシャキ感があってさっぱりさせてくれます。
・黒豆 金柑ゆり根射こみ
黒豆って皮と中の豆の間に甘い蜜がジュワっと入っていて大好きです。豆のうまみが染み出てきて美味しいです。金柑の中にはゆり根の餡が入っていて懐石料理ならではの味って感じで美味しいです!黒と金柑の色のコントラストもきれいです。
・栗きんとん柚子風味
この小さい仕切りの中に栗が4個も入っている贅沢な栗きんとん。柚子風味のものは初めて食べましたが甘くてなめらかなきんとんとフルーティーな柚子の香りがすごく合っていて美味しいです!また食べたい!!
・田作
こちらの試食おせち、どの具材もすごく美味しかったのですがメインディッシュを差し置いて私が一番感動したのがこちらの田作。
実は私の中ではおせちの中でそんなに好きでも嫌いでもないよくわからない存在で、ネッチョリして魚の内臓の微妙な苦味もあってそんなに進んで食べたいかと言われると、う～ん…って感じでした。でもこの田作はこれまでのイメージを覆してきました。なんか食感がサクサクして、タレが絡んでいるのにクリスピー感と香ばしさがすごくあるんです。どんどん箸が進みました。すっごく美味しい!
お取り寄せおせちの田作ってこれが普通なんですかね?うちの親の作り方がマズイのか…!?
試食だけでこんなに感動したので、毎年お取り寄せするのはちょっと贅沢すぎるけど、4年に1回ぐらいはお取り寄せしようかな、と本気で検討はじめました!
